20-30代の私たちは、どうして資産形成を始めなければならないのでしょうか?

どうして、私たちは「資産形成」をしなければならないのでしょうか。

単純に儲けたいから?
違います。「人生90年」が当たり前の時代を迎え、
公的年金をはじめとする日本の社会保障制度が、徐々にほころびを見せ始めているからです。

日本に厚生年金保険法が制定され、民間企業で働く人の年金制度が始まったのは、1954年のことです。
当時の平均寿命は、男性が63.41歳、女性が67.69歳でした。60歳から年金受給がスタートしても、男性が受け取れるのは、平均でわずか3年程度にすぎなかったのです。今のように、平均寿命が男女ともに80歳を超えている状況下では、公的年金の受給開始年齢が引き上げられるのは当然ですし、国も今の制度設計のままでは、もはや公的年金の未来が厳しいことを知っています。

そういう時代だからこそ、「貯蓄から資産形成へ」の意味を、私たち一人一人が、改めて考えてみる必要があるのです。

世界経済から取り残される我が国、日本

皆さんに見て頂きたいグラフがあります。

世界のGDP推移

日本並びに主要国のGDP推移

GDPとは、その国の経済的な豊かさ(消費や投資などお金がどのくらい回転しているか)を表します。

私たちが生まれた1990年頃と比較して、世界のGDPはおよそ4倍になっています。
その一方、日本のGDPはこの20年間、停滞している。
中国にも抜かれ、日本の経済は長期低迷期、いわゆる「失われた20年」です。
このまま時代が進むと、2050年には、日本のGDPは世界第8位になると予想されています。

「現状維持は後退」、「何もしないのが最大のリスク」
そう叫ばれているのも、そんな、人類史上初の経済成長の時代だからこそです。

この時代を、あと60~80年生きる我々20-30代は、
残りの人生を、そして、「人生を支える基盤となる資産」について
真剣に考えていかなければなりません。

そして、今は、
資産形成・資産運用1つとっても、選択肢が無限大にある時代。

先のことが読みにくい不確かな時代だからこそ、大切なのは、
「どの船に乗り、どこに向けて航路を定めるか?」
です。

無限大にある選択肢の中から、
正しい種類のリスクをとって前に進むこと

「クリック1つで10万円」「毎日30分で月収100万円」
などといった、目の前の利益や一見おいしそうな話に安易に飛びついて財を失うのではなく、
時間をかけて堅実に資産を形成していくことが大切だと、気づいて欲しいのです。

2050年の日本は? ~忍び寄る人口減少の危機

日々のお仕事や活動でお忙しいと思いますが、
1つ、お読み頂きたい書籍があります。

未来の年表 人口減少日本でこれから起きること (講談社現代新書)
河合 雅司

タイトルが示すように、政府のデータや推計値を用いて日本の先行きを展望した“予言書”です

「来年のことを言えば鬼が笑う」という諺(ことわざ)があるように、未来予測というのは難しいし、
それが50年先、100年先を見通すとなればなおさらです。

ただし、「人口」に限っては、かなり正確に未来予測をすることができます。
既にこの世に存在する人々に、毎年1つずつ年齢を加えていけばよいからです。

書籍内でも触れられていますが、
国立社会保障・人口問題研究所の推計によれば、100年もたたないうちに総人口は5000万人ほどに減ります。
また、寿命は延びるため、以下のような将来像が来ると言われています。

この時代にいったい何が起きるか、シンプルに言うと、こうです。

①生産年齢人口が減り、モノやサービスの供給者が減る
②それと同時に、消費者も減る
③「働く人」と「働かない人」のバランスが崩れ、年金など社会保障のバランスが崩れる

すなわち、現在にも増して日本の経済が低迷し、
「働く人ひとり」に「働けない高齢者ひとり」が養われる時代になります。

想像してみてください。

東京の主要都市も、昨今の「おばあちゃんの原宿 巣鴨」のように、
高齢者が街にあふれる世界。

確実に到来するこの時代に、私たち20-30代はいま、何を想い、何を考え、何をしますか?

~資産形成業界のゲートウェイに~ コモングッド株式会社

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